半導体グリーンファブ研究会へようこそ!

 本研究会は、「半導体量産向け巨大工場『ギガFab』のポテンシャルを解き放ち、究極のラボ・オートメーションを実現することで、探索的研究に活用する」というモチーフを掲げ、様々な視点から、科学的に裏付けられたプロトコルを見出していくことを目指して設立されました。

 

そのために、応用物理学全般、周辺の研究分野、産学官様々な方々にお集まりいただける場をご提供していきます。設立時に想定している具体的な研究開発テーマは、以下の通りですが、これに限るものではありません。

 

シンポジウムや見学会の企画だけではなく、応用物理学会学術講演会で、研究会としてのセッションも設ける予定です。「グリーンファブ」を要として、関係する研究・産業分野の振興、技術普及と人的交流の活性化、そして、新しい研究が芽吹くことを願っています。

 

☆ ロボティクス、インフォマティクス、AI技術等の活用による研究開発の加速とグリーン化

☆ 革新的コンピューティング技術を活用した半導体製造プロセスの高度化・最適化

☆ CPS関連技術、例えばデジタルツインを用いた製造プロセスの試行・設計

☆ サイバーフィジカルループ、サイバネティック・アバターによるモノづくりの変革

☆ 電力、CO2、水、部材消費等の指標を得て、社会活動へのインパクトを抑えつつ、製造現場のNetzeroやグリーン化を、段階を追って推進する技術の開発(センサー、エネルギーハーベスター、通信技術、MES等システム開発他)

☆ その他、グリーントランスフォーメーション(Green Transformation, GX)やグリーン移行(Green Transition)など、様々な社会的課題の解決に向けた取り組み

 

※応用物理学会外の方々だけでなく、応用物理学会内、例えば、産学連携委員会、研究会、新領域グループの皆様との共催イベントなども積極的に進めていこうと考えています。ご遠慮なくお声がけください!


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2025/3/10

第72回 応用物理学会 春季学術講演会 テクニカルシンポジウム

グリーンファブの未来を拓く:持続可能なものづくりへの挑戦

2025年3月15日(土) 13:30~18:45

東京理科大学野田キャンパス  K206

協力: エネルギーハーベスティング研究グループ,フォノンエンジニアリング研究会,システムデバイスロードマップ産学連携委員会

 

持続可能な社会の実現に向け、製造業におけるグリーントランスフォーメーション(Green Transformation; GX)やグリーン移行 (Green Transition)が加速しています。温室効果ガスや環境汚染物質の削減, エネルギーと資源の効率的活用を追求する 「グリーンファブ」への転換は, 今や産業界全体に求められる課題です。本シンポジウムでは、応用物理学と最新技術の視点から, グリーンファブの実現に向けた課題と解決策を議論します。 

 

 

★招待講演

「キオクシアのファブグリーン化に向けた取り組み(仮) 」

  谷本 樹里(オクシア)

「循環型社会を目指して:PFAS リサイクルへの挑戦(仮)」

 清原 公平 (SCREEN セミコンダクターソリューションズ)

「サステナブルな世界に向けて : non-PFASバイオマス EUV レジスト(仮)」

 森田 和代 (王子ホールディングス)

「製造業におけるエネルギーストレージ導入と自家発再エネ利用拡大への挑戦(仮)」

 小久保 利記(武蔵精密工業)

「欧米に見るテクノロジー志向成長戦略とグリーン政策の競合と調和(仮)」

 真白 すぴか(東京エレクトロン)

 



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